中国足心道とは、今から約2000年前に中国大陸で誕生した「足は人間の身体の中心である」という理論に基づいた手技療法です。
それ以前にも中国大陸には「観趾法」(かんしほう)と称して趾(足の指先)を観て(観察して)その人の身体の弱っている所を見分けるという方法が行なわれていました。
この「観趾法」が、中国の歴史上最良の名医と語り継がれている「華陀」(かだ)という漢方医によって学問として体系化され、「足心道」と名づけられたのです。
その後、今から88年前の1913年、米国のウィリアム・フィッツジェラルドという医師が、この足心道をヒントに、全ての人間の神経は足とつながっていることを証明し、「足の反射療法」という名称で世界に発表したのです。
このとき、世界の13の国がこの療法を医療としていち早く取り入れ、現在では実に47か国がこの療法を実践しています。
日本では、直江敏男氏が「中国足心道」という名称でこの療法の普及発展に努めて今日に至っています。
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